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徹底解剖「道成寺」in矢来能楽堂

観世喜正氏と囃子方の方たちで企画している、神遊第43回公演に行ってまいりました。
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会社の先輩Yさんのお誘いです。
Yさんは以前より笛方の一噌隆之氏のファンで、ご自身も笛を習われているんです。
pandaも見習うべき勉強家さんです。

道成寺は、安珍清姫伝説を元にしたストーリーで、なじみやすい曲なんですが、・・・

能を演じる側としては、シテ方、ワキ方、囃子方、それぞれにおいて重い、難しい曲なのだそうです。
殊に小鼓とシテの掛け合いの乱拍子は、命がけというほどの気迫を込めて演じるそうです。
解説はたっぷりで、ストーリーだけでなく、大きな舞台装置である鐘の話や、演者さんそれぞれが道成寺を習うときに継承した秘伝・口伝とはどのようなものかその一端を教えていただきました。(ワキ方の森常好氏の「こうしろと教えてもらうことはない。違う、としか言ってもらえない。だからこそ、100点はなく、永遠に精進しなくてはならない」というお話も興味深く、伺いました。)
さらに、衣装や、面も見せていただきました。
今回は、1番前の席だったので、二つ並べてくれた般若の面と真蛇の面をじっくり見比べることもできました。

で、そのような解説のあと、

まずは、命がけの乱拍子を素で喜正氏と小鼓方の観世新九郎氏が演じてくださいました。イキナリ頂点までの緊張感と空気が震える程の気迫の応酬!切り取って演じられると、その異常さが際立ちます。(こんな場面でぐーぐー寝てたのかと思うと冷や汗です((><;))

次に、囃子方4方が道成寺ダイジェスト版を演奏をしてくださいました。(しかし、これがまた気持ちいい・・・んです・・・で、ちょっと寝てしまいました・・・)

そして、最後に道成寺の最終段、鐘の下から現れた蛇を僧侶が調伏し、蛇が日高川へ逃げ去る場面が演じられました。

すごかったです。
改めて、道成寺を見たい気持ちになりました。

さて、迫力の道成寺、調伏の場面に圧倒され、余韻を味わいつつ。
観劇の後は「神楽坂おいしんぼ」でひやおろしとお刺身♥
有意義な一日となりました♪

Yさん、3月の神遊第45回公演「道成寺」絶対行きましょう!a0235161_2333487.jpg
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by panda-korokoro | 2012-10-19 15:00 | 着物で能・狂言